蝿の王新潮文庫

これは、裏・十五少年漂流記を言われる名作です。船が難破して無人島に漂着した少年たちが、些細なことから段々おかしくなっていって、、、というお話です。最後に生き残った少年の独白の、「僕たち、本当は、もっとうまくやれるつもりだったのに。。。」というのが印象的。
日常と違う環境やちょっとしたきっかけによって、普通の人に中の暗黒面が段々と引き出されてしまう、、って怖さが、es に通じるものがあるかな、、と。
でも読んだのは高校、大学の頃だから中身の細かい筋書きはかなり忘れてしまいました。