初恋のきた道

を、週末に見てみた。
初恋のきた道

英語の題は、"The Home Road"。
人が旅先で亡くなったらその人の棺を身内が担いで、故人が迷わないように、曲がり道や峠で故人に声を掛けながら家に帰る、ってな慣わしが昔の中国にはあったようです。
なんか甘い淡い作品なのかなー、と思っていたのですが、亡き父への思いや、母への思い、祖母から孫への思い、などなどがテーマな作品でした。
amazone の書評によれば、原題は、「我的父親母親」と聞いて納得。
これに、「初恋のきた道」という邦題をつけた人は、(ちょっとミスリードの感もあるけど)なかなかのセンスの持ち主だと思いました。

主役のチャン・ツィイーはかわいかったけど、野山を駆ける時の後姿のスタイルがあまりよろしくなかった。もしかすると、素朴な田舎娘を演出するために、わざとモコモコな着ぐるみを着ていたのではないかしらん?

話が脱線するけど、亡き父への思いってネタでは、フィールド・オブ・ドリームズもとても好きな作品です。ラストシーンが良い。